ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦、日本代表は中国と対戦して8-1で勝利した。
初の代表入りとなったラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)は「1番・中堅」で出場。
大谷翔平選手の活躍ばかり注目されたWBCだったが、ヌートバー選手も負けじと4打数2安打1盗塁という凄い活躍を見せた!
そんなヌートバー選手のプレーで気になったのがベロ出しスーパーキャッチのシーンだ!
ヌートバーのベロ出しファインプレー
ヌートバー のファインプレーを見逃した方へ。実はこんな表情で捕球していました。#ヌートバー #侍ジャパン #WBC #日本vs中国
— 読売スポーツニュース (@YOL_sports) March 9, 2023
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たっちゃん!
可愛いっすね!
スポーツ選手が、プレー中に舌を出すのは、身体の緊張を和らげてパフォーマンスを向上させる効果があるからみたいですよ。
ふざけてベロ出ししているわけではなく、エラーを防ぐために咄嗟に出たプレーだったみたい。
この場面を振り返ってみると、結構重要なシーンだったみたい。
1対0で日本リードで迎えた3回、ランナーなしの状態だったが、点差を考えるとヒットで出塁されたらピンチとなる場面だった。
投手・大谷は8番・羅 綿駿にスライダーをバットの先に当てられ、打球はセンター前へ。
タイミング的にヒットか!?
というところに、センター・ヌートバーが判断良く突っ込み、スライディングベロ出しキャッチ!
守備でさりげなくピンチを救った。
栗山監督も絶賛!試合の流れを変えたヌートバー全力疾走!
栗山監督がWBCの試合を振り返り、流れを変えたプレーについてコメントしていたのが、ヌートバーの全力疾走だった。
4回1死の場面で1番・ヌートバーがファーストへのゴロを打って完全にアウトの打球だった。これをファーストが弾くとヌートバーは全力疾走で1塁を駆け抜け出塁。
2番・近藤がライト前ヒットでチャンスを広げると1死一、三塁で3番・大谷が打席に。低めのツーシームを逆らわずレフト方向へ運び、チーム初タイムリーとなるフェンス上段直撃のツーベースで3対0となり、重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。
結果、大谷のヒットが凄いことになっているが、ヌートバーの諦めずに全力疾走するという野球の基本を忠実に体現したプレーが試合の流れを日本に引き込んだのは間違いない。
交代を拒むヌートバー
8回、交代を拒むヌートバー pic.twitter.com/d6JEGBACz5
— ドラペイ (@Dorapeinet) March 9, 2023
8-1とリードした8回1死二、三塁の場面。
左打者のヌートバーは1球目をバットに当てるもボールは足元でバウントしてファウルとなった。
直後に足を気にする素振りを見せると、2球目の後に栗山英樹監督と水原一平通訳がベンチから登場。栗山監督が心配そうに声をかけるも、ヌートバーは表情を変えずに首を振り、打席へ戻った。
フルカウントまで粘ると、最後は四球を選んで満塁のチャンスに繋げた。
ヌートバーは、直後に代走を送られてお役御免。
ツイッター上の日本のファンからは
「最後までやり切るのに泣けた」
「最後打席に立ち続ける姿カッコよかったです」
「交代拒否とかヌートバー熱すぎる」
「本当にプレイから気持ち伝わってくるわ」
「どんな時も全力でプレイする姿はホントに胸熱でした」
「基本全力疾走やし、真の侍魂を見たわ」
と心動かされた様子のコメントが寄せられていた。
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